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ユハ・レイヴィスカの"光の教会"

今回は1980〜90年代に活躍したフィンランドの国民的建築家、ユハ・レイヴィスカのPakilla(パキラ)教会です。
ヘルシンキ郊外の普通の住宅地にあるのですが、「光の教会」と呼んでも過言では無い程、「光」がおそらく世界最高な建築です。
これはすごいです。深く深く感動を覚えました。今回北欧から南ヨーロッパまで見て回りましたが、ベスト1建築です。

言葉はいらない。ただただ美しい。光が音楽を奏でています。
「建築」にはこんなことができるんだ!という素朴な驚きを覚えました。
このような建物が現代にもあるというだけで、建築に関わっていて本当に良かったと思いました。


 

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ダイアナ・メモリアル・ファウンテン

ロンドンで最も好きな場所の一つは、ケンジントン・ガーデンとハイドパークです。

公園として美しいことが最大の魅力ですが、サーペンタインギャラリーという現代美術ギャラリーも併設しており、公園で現代アートも楽しめるところが非常に楽しい公園です。

 

そのケンジントン・ガーデンに2004年に完成したのが、ダイアナ・メモリアルですが、これがメモリアルとしては極めて斬新なものなのです。

 

このダイアナ・メモリアルのすごいところは、ただの噴水一つのデザインにすぎないのですが、何かランドスケープデザインの"粋(すい)"のようなものを感じさせるところです。

 

 

 

 

 

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森の火葬場−2

今度は森の火葬場周辺のランドスケープについてです。

北欧地域には「人は死ぬと森に還る」という死生観があります。
森の墓地は、このような死生観に基づき、丘陵地帯の森と地形を生かし、自然に溶け込むように礼拝堂や火葬場、墓地が作られています。

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森の火葬場−1

建築とランドスケープデザインの融合の最高傑作の姿を見てきました。
20世紀以降の建造物で始めて世界遺産に登録された、スウェーデン出身の建築家、グンナール・アスプルンド設計の「森の火葬場」です。
世界遺産という評判に違わぬ、驚異的な名作でした。


 

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