メキシコが続いたので今回はちょっとユルいエントリーで、テーブルについてです。
世の中には様々なデザインの家具があふれています。中でも椅子は歴史を通じて様々なデザインや機能のものが考案されてきました。名作と呼ばれるようなものもたくさんあるのですが、形だけでなくすわり心地も様々で実に楽しいものです。
これまで椅子にについては大変興味を持って相当数の椅子に腰掛けてみたりデザインを楽しんできたのですが、テーブルはまあどれも似たり寄ったりだと思ってあまり興味を持ってはいませんでした。
しかし、テーブルにも奥深いデザインがある、ということに気づかせてくれた家具があります。
イギリスERCOL社の"ROUND DROP LEAF TABLE"というテーブルです。
ドロップリーフという名の通り、両側が折りたたみ式になっています。Lloyd's Antiquesによれば1960年代頃につくられたもののようです。
Margaret HowellがErcol社の同時期に作られた椅子を復刻したりして近年そのデザインが見直されています。イギリスのカントリー調が好きな方々にも人気のようです。