愛されすぎて時に住民運動や郷土愛が過剰ではないかと思うこともありますが、これだけ愛される街というのも全国でもなかなか稀なのではないかと思います。
愛される理由は人によって様々でしょうけども、各地の建築・都市・造園を興味深く眺めてきた視点から見ると、やはり大学通りと国立駅舎の存在が最も大きいと感じます。
今回は、まず造園の立場から大学通りを眺めると、桜とイチョウを交互に並べたことが街に決定的な効果をもたらしています。サクラ並木だけ、イチョウ並木だけが有名な場所は多々ありますが、2種を混ぜちゃった並木というのはなかなかめずらしいものです。