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国立 居心地の良い街

FURUKAWA DESIGN OFFICEは東京都国立市にあります。

国立市は都心から1時間ほど離れた郊外なのですが、昔から多くの作家や芸術家が住んでいます。設計事務所も郊外にしては多いのですが、特にランドスケープアーキテクトが好んで住む街でもあるようです。

ここは私の生まれ育った場所でもあるのですが、いつのまにかこの街が自分の好みや考えに大きく影響を及ぼしていて、つくるものに現れるようになっているな・・・と最近強く思うようになりました。
自分の原点はここだ! と思える街です。

豊かな暮らしのできる街とはどういう場所なのかイメージするのにとても参考になる街なので、国立の良さを少しづつ紹介していこうと思います。




JUGEMテーマ:国立市

 どういう原風景かというと、

1.四季のある暮らし
大学通りの街路樹はもちろん一橋大学構内にも林がたくさんありよく遊んでいたので、あまり意識はしていませんでしたが街中でも常に草木に触れていました。

2.音楽のある生活
国立音大があるおかげで、街中に楽器・譜面・教室・レコード店がそろっていて、自身もピアノ教室に通っていたので常に身近に音楽がありました。ピアノや室内楽などのコンサートなどもよく催されています。ライブハウスも昔から数件あります。

3.子供や障害者にやさしい街
子供が街中にものすごく多いので子供に不適切な施設はほぼありませんし、NHK学園や滝野川学園などの福祉教育施設などもあるためか、どこか住人が子供や弱者のことを考えてか心優しい対応をしてくれます。大人でも転べば助けてくれるし、困っていると声をかけてくれたりもします。

4.アカデミックな街
学園都市だけあって幼稚園から大学まで各種学校や学習塾が極めて多く、学生が多い。喫茶店などでも勉強したり本を読んでいる人が多いし、勉強していても追い出されません。

5.本
学生が多いだけあって、郊外にしては本屋が充実しています。洋書店などもちらほら。

6.ちょっと西洋風
西洋風の建物は実際には一橋大学構内だけなのですが、国立駅舎は一橋大学の兼松講堂を模しており、駅前の銀行もレンガの外壁を取り入れ、歩道もコンクリートブロックですが赤い色でやや石やレンガのようなテクスチャを取り入れて、菓子やフレンチレストランなどの店舗も多く、街全体が何となく西洋的なイメージを街持っています。都市計画がそもそもヨーロッパの田園都市のイメージでできています。
本格的ではないのですが、うす味の西洋風?

・・・と街の特徴を考えてみると、いつのまにか自分の好きなもののほとんどを形成している・・・。
これほど影響を受けているとは思ってもいませんでした。
おそらくこれから設計の仕事でつくってゆく環境も、良かれ悪しかれこのような価値観を反映したものになっていってしまうのだろうと容易に想像されます。

豊かな暮らしとは、愛される建物・街とはどういうものかなど、抽象的で容易に答えの出ないことを考える時、やはり常に国立に戻ってきてリアルなイメージから考え直します。
育った環境というのはやはり極めて大きいものですね。

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