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メキシコの街並みと人々

今回はメキシコで出会った何気ない街並みや人々を紹介します。

メキシコの人々はどうやらほとんどの人がごきげんです。少なくとも表面上は。おそらくは深ーい悩みのある人もいるのでしょうけども、大都市でも田舎でも関わるほとんどの人がにっこりしておそろしくやさしくしてくれます。が、仕事はあまり好きではないようです。
街並みは様々な強烈な色で塗りたくられていながらも独特の調和を持っていますが、人々ののどかさと呼応するように、不思議と力が抜けてゆるく心地よい雰囲気を醸し出しています。

写真はメキシコシティー郊外の公園に面した真っ赤な回廊のカフェでくつろぐ人々。メキシコ庶民の日常の、のどかな光景です。


カンクン近くのビーチ、プラヤデルカルメンでのフィエスタの様子。
子供たちが様々な民族衣装や革命ルックで町を練り歩きます。
毎月フィエスタがあるらしいのですが、革命記念日だとかで旅行中ずっとどこへ行ってもフィエスタ中でした。いったいいつ働いているのか・・・。


バラガンの青い壁の色と質感。
街は色とりどりの建物ばかりで、何もルイスバラガンだけが強烈な色彩なのではなく、メキシコではごく当たり前に建物の内外に強烈な色彩が用いられます。赤、オレンジ、黄色等の暖色系が多いのですが、中でも異彩を放っていたのは青い壁。フリーダ・カーロの"青い家"も壁を青くしていますがさすがに特殊な場所にしか使われない色のようで、独特な雰囲気をつくります。



ユカタン半島の州都メリダの市庁舎。ピンクのアーチが印象的。



中庭はやさしい黄色に包まれます。空や人間が鮮烈に映える色。


メリダ市街地。雑然として中心部は車も多いのですが、人々はのどか。



メキシコらしい田舎町の、牧歌的な風景。馬と教会と空。



メリダの古い建物をリノベーションしたレストラン。オレンジ色の壁と照明が独特のオーラを放っています。強烈な色の環境も、慣れてくるとあたたかく心地よく感じ、色の無い環境が生気の無いものに思えてくるから不思議です。



街も人も生き生きとして、力の抜けた様子が非常に印象的でした。
日本とはどうも正反対な印象です。
海外に出るたびに東京の様子と比べてしまいますが、日本にももっと楽しい街並みや都心の中でもあたたかく平和な環境をつくりたいものです。
 

comments

コメントありがとうございます。こちらこそ、メキシコにありがとうです。すばらしい場所です。

  • フルカワ
  • 2014/03/08 4:11 PM

優れた表現私の国メキシコをありがとう

  • Julian Garcia
  • 2014/03/08 5:58 AM
   

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